失敗しない為の美容整形口コミ情報
infomation
クオリティ・オブ・ライフについて
M&Aは、一般に人の生活の質、すなわちある人がどれだけ人間らしい望み通りの生活を送ることが出来ているかを計るための尺度として働く概念である。
ほとんど同じ概念としてサンクティティ・オブ・ライフ(sanctity of life,略語:SOL)という尺度が存在する。こちらは、ある人がどれだけ人間的尊厳を保った生活を送れているかを計る考え方であり、本質的にクオリティ・オブ・ライフと何ら変わりのないものである。しかしながら、後述するが現在の日本国内には「QOLとは、人の命に医療関係者が順位づけをするものだ」という誤った考え方があって、いまだに「QOLかSOLか」という二項対立的議論が後を絶たないのだが、これらは相反する概念ではなく、こういった議論は無意味である。
概念
QOLに対する取り組みは医療の歴史とともに発展してきた。医療は人を見るものであり医学は病気を見るものだとする考え方があったが、医療も科学的側面が強くなり、「病気は治ったが患者は死んだ」という状態が問題となった。
現状、長期療養を要する疾患、ならびに消耗の激しい疾患や進行性の疾患では、いたずらな延命治療、患者への侵襲が激しい治療を継続することによって、患者が自らの理想とする生き方、もしくは社会的にみて「人間らしい生活」と考える生活が実現できないことが自覚された。このような状況を「QOL(生活の質)が低下する」と呼んでいる。
住宅ローンに対して、患者自身がより尊厳を保つことが出来る生活を実現することが出来るよう患者に援助を与えることが必要であるという考え方が生じたのである。これを「QOL(生活の質)を維持する、向上させる」などという。
誤った解釈とその蔓延
QOL(生活の質)は患者が自ら実感するものであり、医療関係者が如何なる時でも向上させるべく最善を尽くしているものなのである。だから、「QOLは生きるに値しない命があるという考え方、SOLは人間はみな生きるに値するという考え方」などという主張は全く意味をなさないものである。このような誤った主張は例えば優生思想、安楽死の是非といった問題に関するものであり、本稿で述べるQOL、SOLという概念とは一切関係がない。
QOLもSOLも、ある人の命に価値があるか否か、その価値は如何ほどかなどを一切問題としていない。そうではなく、例えば「癌の激痛で日常生活を大幅に支障された患者に鎮痛剤を投与して、QOLの向上を図る」「生活を満足に送れなくなるほどの悪心に苦しむ患者に鎮吐剤を投与してQOLの向上を図る」というような事を考える際に基礎となる概念なのである。
特に、治癒の期待できない終末期医療では生存期間を伸ばすことに大きな意義はなく、QOLの維持向上こそが治療の目的となる。特に、痛みなどの症状軽減を目的とした医療は緩和医療と呼ばれる。
CFDとは、治療を目的とした医療ではなく、症状(特に悪性腫瘍(がん)による症状をさす場合が多い)を和らげることを目標とした医療のことである。以前は、ターミナルケアとして主に末期がん患者などに対して行われる、主に治癒や延命ではなく痛みなど疼痛をはじめとした身体的、精神的な苦痛の除去を目的とした医療を意味する場合が多かった。しかし、近年の緩和医療の発達を受け、がん診断初期から積極的治療として並行して行うべきであるとされ、さらにはがん以外の疾患への拡大が行われている。緩和ケアとも。
オピオイドをはじめとした鎮痛剤や神経ブロックなどの処置を初めとした疼痛管理、呼吸困難、吐き気、腹部膨満感、その他多種多様な症状管理や姑息的手術を用いて、QOLを最大限高めることを目標としている。終末期医療に限らず、診断初期から重視すべきとされる(がん対策基本法)
また、世界保健機関は緩和医療(パリアティブ・ケア)の定義について、「がんの痛みからの解放とパリアティブ・ケア-がん患者の生命へのよき支援のために-」という提案書において、身体的苦痛、精神的苦痛、社会的苦痛の包括的緩和によるQOLの向上に加え、『パリアティブ・ケアは、すべての人間の福利にかかわるため、パリアティブ・ケアの実施にあたっては人間として生きることが持つスピリチュアルSPIRITUALな側面(霊的、実存的とも訳される)を認識し、重視すべきである。』と述べることによって、慢性難治性疾患の患者で表出するスピリチュアルペインにも配慮すべきであることを示唆している。同様に、国連もまた「宗教及び信仰におけるすべての差別と不寛容の撤廃宣言」において、パリアティブ・ケアに係るすべてのプログラムは、スピリチュアルな、あるいは宗教的な多様性を人の根源的な価値観として尊重すべきであるという見解を示している。
消費者金融、ターミナルケアを行う施設をホスピスと言うが、ホスピスとは元来中性ヨーロッパで旅の巡礼者を宿泊させる修道院や小さな教会を指していた。こうした修道院は、戦時中には、傷ついた人々にとっての安息の診療所として機能し、原則的に、そこではいかなる宗派・信条をも問われなかったという。たとえば、「がんの聖人」として知られる聖ペレグリンが属した修道会では、修道院に隣接するハーブ園の薬草から軟膏を製造し、戦傷者の傷口に塗布したという事実が伝わっている。当時は、読み書きのできる者が少なく、医学的実践・研究の多くが、修道士たちによって担われていたという事情があるとはいえ、緩和医療(パリアティブ・ケア)を考える際、身体的苦痛、精神的苦痛、社会的苦痛へのケアが、未分化に、あるいは相互に密接に連携しつつ、全人的な支援を提供していたこのような起源の光景を忘れるべきではない。
慢性疾患の診断初期から終末期に至るまで、あらゆる苦痛をとることである。慢性疾患とは癌が一番多い、また苦痛には便秘なども含まれる。
緩和医療における疼痛管理
緩和医療における疼痛管理について述べる。痛みとは急性痛と慢性痛に分かれる。急性痛の場合は痛み自体が警告反応であり、また痛みが経過を示すパラメータの一つになるため、診断が確定するまではできるかぎり除痛を行わないことが望ましいと言われていた。しかし近年は画像診断の発達とともに、診断や治療の妨げとなる疼痛を除去することを優先すべきとの考えも広まってきている。また、慢性痛の場合は診断的価値もなく、慢性痛自体が、患者の様々障害となりうる。そのためペインコントロールが重要となる。
WHO式疼痛管理
昼夜にわたる除痛
原則的に経口投与、もしくはチューブレスで行う。
なるべく簡便な経路で投与するのが望ましい。経口投与が最もよいができない場合は、直腸内投与、または注射で行う。
時刻を決める
疼痛効果が切れる1時間前に次回分を投与し、決して頓用指示をしない。
段階を踏め
鎮痛薬の選択としては、まずは非オピオイド系鎮痛薬であるアスピリンやアセトアミノフェンを用いる。適切に増量しても十分な効果があげられない場合は、弱オピオイド系鎮痛薬、リン酸コデインを追加処方する。それでも効果不十分のときは強オピオイド系鎮痛薬、モルヒネに切り替える。それでも効果が上がらなければ薬以外の方法を考える。神経ブロックなどが考えられる。
個々にあわせて
疼痛に必要な適切量は患者によって異なるので、少量で投与開始し、効果に応じて漸次増量し痛みの消失に必要な量に到達するようにする。またモルヒネの使用は予測される生存期間ではなく、疼痛の強さで決める。
副作用対策は前もってたてる
モルヒネの副作用として便秘がある。この便秘も終末期患者では痛みを起こす。こういったことは予測できるので予め、下剤などを使用する。効果の見通しと予想される副作用に関しては予め説明しておく。